精神科救急医療施設 医療法人社団 更生会 草津病院 (公財)日本医療機能評価機構認定    
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看護部 先輩NSからのメッセージ
先輩NSからのメッセージ
宮原 晴美 草津病院に勤務し、3年目になりました。
入職した当初は、初めての精神科ということもあり、やっていけるかどうか心配でした。しかし、病棟は人間関係もよく、色々と疑問を相談する事ができ、すぐに馴染むことが出来ました。職場には、定期的にカンファレンスを行うなど、問題を一人で抱えることなく、何かあれば全体で取り組もうという雰囲気があり、とても仕事がしやすいです。
今、統合失調症の心理教育プログラムや、アルコール依存症の方のアルコール回復プログラムの係の担当をしています。治療に拒否的だった患者さんが、病気や治療について理解する事で意欲的に取り組まれるようになったり、反対に、プログラムへの参加が刺激になって患者さんの状態が落ち着かなくなることがあったりと、上手くいく事ばかりではないですが、先輩方に聞きながら新しい係に挑戦することができ、充実した日々を送っています。
患者さんや家族の方の気持ちに寄り添い、日々の自分を振り返りながら、精神科看護にやりがいを感じています。
野口 奈津子 私は、新卒で草津病院へ入職し、今年で2年目になります。
目には見えない精神的な疾患を抱えている患者さんと日々関わらせていただく中で、患者さんの心の声にしっかりと耳を傾けながら、患者さんを理解してはじめて看護が進んでいくことを実感しています。
患者さんが困難に感じていることを一緒に考えていくことにより、自分自身も豊かな人間として成長していくことができることに精神科の魅力を感じています。
また、受け持ち患者さんの退院前訪問へ伺った際、生活の場で過ごす患者さんの自然な表情や姿を通して、入院期間だけでなく退院後も地域で患者さんやご家族が安心して生活できるよう、入院中から退院後の生活をイメージしながら様々な職種のスタッフと協力して関わっていきたいと思っています。
これからも、優しく温かいスタッフとともに、患者さんのその人らしさや前向きな想いを引き出せるような、よりよい看護がおこなえるよう自己研鑚していきたいと思います。
祖田 安博 大学を卒業後、草津病院へ入職し1年が経ちました。私の所属している救急病棟では、日々多くの患者さんが入院されるため、毎日新しい学びがあり、難しさと同時にやりがいを感じています。
「精神科は、看護師自身が治療のツールになれる。」私の尊敬する先輩の言葉です。様々な患者さんと関わる中で、看護師の人間性や個性が患者さんとの信頼関係に繋がり、それが治療や退院支援を円滑に進める上で非常に大切な事だと知りました。自分の個性さえも看護のツールにできること、それが精神科看護の魅力だと感じています。
精神疾患を抱えながら、私達と同じように地域で生活されている患者さんがたくさんおられます。
1人でも多くの患者さんの人生をサポートできるように、これからも研鑚に努めたいと思っています。
高谷 和子 学生時代に知人の紹介で働き始めて4年目です。精神科医療と看護に対するスタッフの意識の高さに魅了されて入職しました。
私が働いている精神科療養閉鎖病棟では、慢性的な病状による長期入院患者、身体管理が必要な高齢者、退院先への調整が必要な方など入院理由は様々です。閉鎖環境の中で自発性や現実検討力を促すことは困難ですが、患者さんの環境を調整し、地域で生活できるように日々のリハビリ活動や面接(病状の振り返り)などに取り組んでいます。
患者さんや家族の方から学ぶ事も多く、カンファレンスや電子カルテで情報共有し、多職種と連携しながら患者さんを支えていきます。入職時には関わり方が分からず困惑することが多くありましたが、その都度上司や先輩看護師に相談し、患者さんにとって何が必要なのかを客観的に考えるようになりました。
また、精神疾患と併せて身体の管理や観察も必要です。
院内外の研修に参加したり、医師や同僚に聞きながら観察し、自分なりに勉強することもできます。新人教育やプリセプタ―制度により、ほぼ未経験だった私も安心して働くことができました。職場の雰囲気も良く、ワークライフバランスが実現できる環境だと思います。
三宅 薫 現在、精神科開放病棟から異動し新しく開設された救急病棟で勤務しております。
身体疾患を併せ持つ患者さんも多く、当初は正直戸惑いを多く感じましたが、先輩スタッフからの助言、同僚からの多様な意見を相互し、患者さんにベストな看護が提供できるように日々学びながらケアに励んでいます。
また、統合失調症家族心理教室の担当となり、ご家族の方が抱えている想いを直接聴くことにより心理的負担を緩和できるよう努めています。さらに、入院期間短縮化により患者さんは地域生活が重点となることで、より家族看護の重要性を日々強く感じています。
精神科では個々に応じた様々な支援が必要とされます。患者さん個別の支援を考え、話合いながら展開していくことにやりがいを感じ、そして、退院された患者さんやご家族の皆さんが笑顔で通院されている姿に出会うと喜びを感じます。
最後に精神科に興味がある方はもちろんのこと、専門領域で難しく感じている方もいらっしゃると思います。草津病院では安心して勤務して頂けるように充実した教育プログラムに加え、職場スタッフは優しく、相談しやすい環境です。精神科看護の楽しさややりがいを一緒に感じられればと思います。
小川 由希子 他院より転職し2年目となりました。入職時には不安もありましたが、病棟スタッフをはじめたくさんの方の支えがありました。
私の勤務しているのは認知症病棟です。たくさんの認知症患者さんに対する関わり方や精神・身体状態に合わせどのように看護していったら良いのか考える日々ですが、患者さんの笑顔に癒されたり、今まで生きて来られた患者さんの人生に関わっているという実感が得られたりすることもあります。
身体合併のある患者さんもおられ忙しい時もありますが、スタッフみんなで頑張っています。私もスタッフの一員としてより良い看護ができるよう努力していきたいと思います。
中村 明子 私はストレスケア個室病棟に勤務し6年目となりました。
当病棟はうつ病をはじめ様々な精神科疾患の患者さんが入院されています。なかでも休養を必要とされる患者さんが多く、一人ひとりの患者さまとしっかり関わる事が出来る病棟です。日々の業務の中でじっくりと話に耳を傾け信頼関係を築けるよう努めています。その関わりの中で患者さんが前向きに社会復帰されていく姿をそばで見守る事ができとてもやりがいを感じています。
また、院内、院外は勿論の事、病棟内での研修も充実しており、自身のスキルアップにも繋がり、その学びをスタッフ間で共有し現場で活かしています。
私は現在、産休、育休を経て現場復帰し短時間勤務制度を利用しています。子供の事で突然お休みをいただく事もありますが、スタッフの皆さんの温かいサポートもあり仕事と育児を両立する事ができ、充実した毎日を過ごしています。
これからも周囲のサポートに感謝し精神科看護師として頑張っていきたいです。
佐々木 真弓 草津病院に入職して早4ヶ月、現在、私は開放病棟である8病棟で働いています。病院という治療を主体とした環境から地域へシームレスに移行する為に、服薬管理や作業療法といった様々な看護を通して患者さんと関わらせて頂いています。
精神疾患を有することで、社会で生きていくうえでの不安を抱える患者さんと同じ目線に立つこと。
寄り添う事で少しでも患者さんが、自分らしい生き方を続けていけるように支えることを目指しています。
入職して改めて考えさせられるのは精神科としての強みです。患者さん一人一人と向き合う時間を長く持つことが出来るため、密度の高い看護を提供することができるのではないかと考えます。また、身体疾患を有している患者さんも多くいらっしゃるため、日々のケアを通して様々な看護技術を学ぶことができ、患者さんを身体と精神の両面から深く知ることにつながるのではないかと考えます。
院内外での研修も充実しており、他職種からも多くのことを学ばせて頂いています。
まだまだ分からないことも多く、勉強の毎日ですがプリセプターをはじめとして多くの先輩方に丁寧に教えて頂きながら、充実した毎日を過ごしています。
精神科・心療内科・神経内科・内科
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